ラジメニアと震災

 あの阪神淡路大震災から2年が経ちましたが、近頃震災の記憶が風化しつつあるという話題をよく耳にするような気がいたします。私共、青春ラジメニアホームページ「ラジメニアンのお部屋」制作者一同は、震災の記憶の風化を防ぐために何か役立つことは出来ないだろうかと考え、このホームページを企画制作いたしました。
 しかし、肝心なことは記憶の風化を防ぎ、その記憶を留めておくことではないと思います。各人がその記憶を心に留め、夫々何をすべきか考え、判断することの方が肝心であると。ですから我々制作者もこのホームページを制作するだけでなく、何をすべきかを色々と考え直してみたいと思っております。

 ラジメニアに未使用のテレホンカードを送ると震災義援金になるそうです。宛先はリクエストと同じです。リクエストの宛先は こちら を御覧下さい。


ドキュメント
95.1.20のラジメニア

 95年1月17日早朝に阪神間を襲った地震により、当時自宅におられた岩ちゃんも被災されました。本人の談によれると、自宅の被害の方はあまりなかったそうです。身支度を整えた岩ちゃんはすぐに AM KOBE に向かい、以後はスタジオにて安否情報の放送、市街よりの中継などを手懸けました。そして震災より3日後、ラジメニアの放送日を迎えたのです。
 放送当日、かおりんは交通上の問題で神戸入り出来なかったため、止むを得ず岩ちゃん一人による放送となりました。(尚、かおりんは放送の途中に電話で出演。)当日の放送内容はどの様なものであったかと言うと、先ず岩ちゃんから震災直後並びにその後の状況の説明などが数分間あり、以後は安否情報の放送と、その間に時々曲がかかるというものでした。曲と言っても、通常ラジメニアでかかっている様なアニメソングではなく、アニメソングをイージーリスニングや環境音楽風にアレンジしたものです。詳しい曲目に関しては曲目リストを御覧ください。後日の岩ちゃんの談によると、どんな曲をかけてもふさわしくない様な気がしたので、選曲は非常に困ったそうです。
 尚、翌週の1月27日に放送予定だった「渡辺岳夫特集」は延期になりました。

岩ちゃんの語る震災の状況

95年1月20日のラジメニアのオープニングの再録です。この文章の掲載を許可していただいた岩崎和夫さん、並びに AM KOBE・ラジオ関西に感謝いたします。


「震災資料室」へのリンク
   神戸市制作のホームページです.

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金田 光史 (Kaneda Terufumi)
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